コンピューターアルゴリズムが酔っているかどうかを判断できる コンピューターアルゴリズムが酔っているかどうかを判断できる

コンピューターアルゴリズムが酔っているかどうかを判断できる

コンピューターアルゴリズムが酔っているかどうかを判断

ああ、お酒。バカなことをするまでは、すごく楽しいものですよね。でも、恥ずかしいことを何もしていなくても、お酒を飲むと顔が赤くなります。でも、そのバラ色の頬が、実は逆効果になることもあるんです。科学者たちは赤外線カメラを使って、酔っ払った人の顔の赤みをコンピューターアルゴリズムに学習させたんです。

グラスワインやロックのウイスキーを一杯飲むと、アルコールによって血管が弛緩し、拡張します。この拡張によって血管が皮膚に近づくため、顔が熱くなり赤くなります。アルコールの代謝を助けるアルデヒド脱水素酵素が欠乏していると、顔の赤みが深くなることがあります。(アジア系の人が飲酒時に「輝く」ように見えるのはそのためです。)

コンピューターに酔っ払いを認識させる訓練が可能かどうかを調べるため、ギリシャの研究者たちは41人の被験者を酔わせ、ワインを4杯飲む前と飲んだ後の顔の熱画像を撮影しました。4杯のワインで酔いの度合いは人それぞれでしたが、全員の血中アルコール濃度は少なくとも0.05%に達しました。これは法定の運転制限値である0.08%を下回っていますが、血中アルコール濃度0.05%で運転すると、全くしらふの人に比べて交通事故に遭う可能性が38%高くなります。

KoukiouとAnastassopoulos/Forensic Sc​​ience International、2015年

次に研究者たちは、人工ニューラルネットワークを用いて、しらふの顔と酔った顔を1ピクセルずつ比較しました。その結果、人の酩酊状態を最もよく示す指標は額と鼻の温度であることが分かりました。この情報を用いて、学習済みの顔画像や、しらふの時の顔がどのようなものか分からなくても、90%の精度でしらふの顔と酔った顔を判別できるアルゴリズムを構築しました。

研究者らは、このコンピュータープログラムは、トラブルを起こす可能性のある不良集団を警察が正確に特定するのに役立つかもしれないし、飲酒運転を防ぐために自動車や重機に搭載できるかもしれないと示唆している。