
中国最強の航空機エンジン、WS-20の試験がいよいよ終了に近づいています。出力14トンのWS-20は、推力10.5トンと低出力かつ低効率のロシア製D-30KPエンジンの代替となります。WS-20ターボファンエンジンは2014年からIl-76試験機に搭載されており、空中試験は2015年後半に終了する見込みです。

中国は戦闘機プログラムにおける外国製エンジンの置き換えに進展を見せているものの、Y-20重輸送機やH-6K爆撃機といった亜音速機の動力源として、依然としてD-30KPターボファンエンジンに依存している。WS-20のエンジンコアは、瀋陽のJ-11BおよびJ-16攻撃戦闘機に搭載されているWS-10Aターボファンエンジンから派生したものと考えられている。

中国でWS-20が就役すれば、Y-20の性能が向上し、搭載量は試作機の50トンから66トンに増加する。これにより、中国はアジア大陸を横断する大型戦車やミサイルランチャー、そしてY-20をベースとしたより大型の空中給油機を運用できるようになる。WS-20は、空中警戒管制や対潜水艦任務に使用されるC919ジェット旅客機の軍用派生型機の国産動力源となる可能性もある。
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